2010年February19日
沖縄の桜(緋寒桜)は、葉桜の所がかなり多くなってきました。
沖縄の桜の開花の特徴は、逆に北から南へ、山頂から麓へと咲いていく点です。
なぜかというと、桜は暖かさだけでは開花しない特性があるからです。
沖縄のように暖かい所では、北から吹いてくる冷たい風に一度当たり、初めて花が咲きます。
ですから、北風に近い北から南へ、気温の低い山頂から麓へ移っていくのです。
沖縄県石垣島などでは、その開花の仕方から「冬(寒さ)を告げる花」と言われているそうです。
緋寒桜は実生(みしょう)をつける桜です。新緑の葉の間に青いさくらんぼを見つけました。
2010年February03日
沖縄の桜は、カンヒザクラ(寒緋桜)のことをいいます。 本土の淡い桃色の桜と違い、淡い紅色から濃い紅色で、うつむきかげんに咲きます。 また遠山の金さんで有名な桜吹雪みたく桜が散るということはなく、椿のように花が落下します。雨・風にも強く、しおれかかっている状態になっても樹の上で耐えている状態です。
沖縄の桜の名所としましてはは、沖縄本島北部にあります「今帰仁(なきじん)城跡」(那覇空港より車で3時間)、南部の八重瀬町(那覇空港より車で1時間)の桜が有名です。 満開は2月上旬から中旬にかけてとなる見込みです。
(撮影場所:八重瀬公園)