2010年April12日
こんにちは。 三重県四日市市の「南部丘陵公園」からの第3回目の桜便りをお届けいたします。
ソメイヨシノが満開を迎え、少しずつ葉桜へと姿を変えていく中で、いよいよ枝垂桜(シダレザクラ)の出番がやってまいりました。
まだまだ手前のピンク色の花はこれからかな、といった感じですが、後方の白色の花は着々と開花が進んでおります。
道路に面しているのですが、日ごろあまり人通りが無い場所なので、こうしてリポートを今回させていただくまでは私自身、何の木なのかまったく知らなかったのですが、こうして少しずつ花が開いていく様子を追っていると満開になるのが楽しみで仕方ありません。
次回は満開の桜のリポートでお会いしましょう。それでは。
2010年April07日
こんにちは。
山崎川の桜といえば、夜桜をご紹介しない訳にはいかない位、地元名古屋では人気のスポットです。
今回は太陽の下の桜とは一味違った山崎川の桜をご紹介しましょう。
山崎川の夜桜は「大人でないと行けない」と言われていました。その理由は、静かな住宅街で一方通行が多く、
車に乗りなれていないと道に迷いやすいからです。まだカーナビもなく、地下鉄「桜通線」も走っていない時代の事です。
今では、地下鉄から気軽に行く事のできるスポットになりました。カーナビで迷う事なく到着して桜を楽しむ事もできます。
それでも、何故だか今でもちょっぴり大人っぽさを感じています。
きっとそれは、この川の夜桜を見てすごした時間を大切にされている方々が、世代を超えていらっしゃって、その歳月を桜が
受け止めて「心に残る風景」を伝えようとしているからなのかもしれません。
帰り道、地下鉄の方向へ仲睦まじく歩く60歳くらいのご夫婦をみかけて、やっぱり今でも山崎川の夜桜は
大人のデートに似合う場所だと思いました。
2010年April07日
全国の桜ファンの皆様こんにちは。
静岡県三島市の「三嶋大社」から5回目(最終回)の桜だよりをお届けします。
まだ肌寒い初回の報告から早くも1ヶ月が経ちました。数えて5回目の報告です。
最近は寒暖の差はあるものの徐々に春めいた陽気になってきました。
桜は満開を過ぎ、春爛漫桜吹雪に誘われて平日の三嶋大社にもたくさんの人たちが訪れていました。
まずは入り口の桜すっかり桜に覆われて参道の先が見え無いほど桜で覆われてしまいました。
そこから進み池の手前へ。枝垂れ桜はほぼ終わりかけていましたが、余韻は残っていました。
池の桜は水面の花びらも含め趣があります。私同様多くの方が撮影していました。
さらに進むと参道の桜が花吹雪で出迎えてくれました。
境内の梅の横の桜も存在感が増し、とても誇らしげに咲いていました。
桜の枝模様もこの通りです。初回からでは考えられないほどの変わりようです。
桜の花咲き案内人の木蓮はその役目を終え、ひっそりとしていました。
遅咲きだった本堂横の桜も満開でした。
お宮参りに来た参拝者も多く居ました。
梅が咲いていた頃に最初に咲いていた河津桜はご覧の通りです。
今日は久しぶりの春めいた陽気で桜も日差しを待ち望んでいたように咲き乱れていました。
桜吹雪に包まれると至福を覚えます。来年の桜も同じように私たちを迎えてくれることでしょう。
桜はとても儚く潔い花を咲かせます。人の人生も長い歴史から見れば同じように見えるのかも知れませんね。
三嶋大社はその昔、源頼朝が夜討ちを行うために旗揚げをした場所でもあるようです。
5回に渡り桜だよりをお届けしましたが今回が最終回です。
引き際を桜に習って潔く終わらせたいと思います。
お付き合いして頂いた皆様に感謝して報告を終わります。ありがとうございました。
2010年April06日
こんにちは。テレビで今週末が満開とのニュースを聞いて、山崎川へ桜を見に行ってきました。
川面に向かって桜の古木から腕を広げる様に咲く桜の姿にうっとりしてしまいます。桜の香りがあたり一面に漂っていました。 この桜が600本ほど続くのですから、「さくらの名所100選」に選ばれているのも頷けますね。
鼎橋は「山崎川の桜」と呼ばれる2.8キロメートルのおよそ中間地点に位置します。今回は川下にあたる瑞穂グランドまで足を伸ばしてみました。
瑞穂グランドの施設の一角として、平成7年に設備が整えられた「山崎川親水公園」と呼ばれる公園がありました。山崎川といえばソメイヨシノですが、ここには枝垂れ桜なども目を楽しませてくれます。
「山崎川親水公園」にはせせらぎや川辺にいざなう階段、流れの中には置き石や砂州が設けられていています。この辺りであれば、川にザブザブ入って遊んでも危険は少なそう。さぁお弁当の時間です!
今日は手作りで桜のおにぎりに挑戦してみました。桜の下での楽しみは、まだまだ尽きそうにありませんね。
(桜でできたおにぎりは『花食育レシピ★親子でつくろう桜のお料理』の桜の手まり寿司を参考にしました。)
2010年April06日
前回取材の時はまだ肌寒かったですが、今回は抜けるような青空で絶好のお花見日和になりました。
行く途中、今まで無かった「のぼり」が道筋にいっぱい立っていて、「これはもしかして満開か?」
と期待を胸に、車を走らせます。
そして・・・
思ったとおり、満開の中将姫誓願桜がそびえたっておりました。
山桜は、ソメイヨシノよりは少し遅いと聞いていて、5分咲き位かなと勝手に思っていたので、感激です。
ほんのり淡いピンクの花びらで、八重咲きの桜です。
とても可愛らしく、繊細な形ですね
写真を撮っていると地元の保存会の方が話しかけて下さいました。
なんでも、記念碑の文字は当時文部大臣だった、鳩山一郎元首相に書いてもらったものだそうです。
それから、この桜をとても大事にしているんだよっておっしゃっていました。
樹齢1200年余りもあるこの桜を今も鑑賞できるのは、こうした地元の保存会の方々の
おかげだと思います。感謝!
この中将姫誓願桜はヤマザクラの変種で、種子がとても小さく、芽が出ずに絶滅が心配されています。
そんな中、将姫誓願桜の種子が一昨年11月に若田光一さんの乗ったスペースシャトルで宇宙に行きました。
国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」で保管され259日間で
なんと地球を4000回以上周回して昨年帰還しました。
保存会では「種子を宇宙の無重力状態に置いたことで、奇跡が起き、発芽することを信じたい」
と話し合っているそうです。
私も奇跡が起きることを信じつつ、最後にもう一枚!!