2010年April02日
九州では最も遅い開花宣言となった鹿児島では、天気が悪い日や火山灰の降灰など撮影には不向きな日が多かった中、晴れ間をぬって蒲生町にある蒲生城跡の城山公園にいってみました。
目的地として向かったというより、その公園へと向かう道の美しい桜並木が目に留まり、 ついつい中を見たくなってしまい偶然に立ち寄る事とまりました。
とても小さな公園ですが、小高い山から見下ろす蒲生町ののどかな風景と、とても美しい緑と桜のコントラストは本当に美しく当初の目的地とは全く別の趣と箱庭的な魅力を感じさせてくれます。
また遮るものがなく、空がとても近く綺麗に感じられ、こんな素敵な場所でのんびりとした時間を過ごしてみたいとしみじみ思いました。
(撮影 蒲生城山公園)
所在地:鹿児島県姶良郡蒲生町久末3458
蒲生町役場より約3.2km
2010年March31日
舞鶴公園からの桜レポートも3回目になります。
既に満開となった公園内は、過去2回には見られなかった光景がそこに広がっていました。
まずは青空。
過去2回、あいにくの空模様。雨も降ったりしてましたが、この日はようやく青い空が広がっているときに来ることが出来ました。
そして多くの花見客(カメラを持った方)の多いこと。
それに加えて、夜の宴会用(かな?)ブルーシートでの場所取り光景。
日本の花見シーズン独特のシーンがここにもありました。
今回は歴史建造物と桜というテーマで趣き深い写真を撮ってみました。
この桜レポートの場所は、「福岡城址」とお伝えしてきたように、舞鶴公園内にはいくつか歴史的にも興味深い保存物件もあって、歴史好きの方々にとっても意外と楽しめるスポットです。
そのスポットと桜。日本情緒を漂わせた写真をご覧ください。
1)下之橋御門(福岡県指定文化財)と桜
2)旧母里太兵衛長屋門(福岡県指定文化財)と桜
3)名島門(福岡市指定文化財)と桜
福岡城さくらまつり(3/18~4/4)も残すところ数日となりました。
この日、既に地面には桜の花びらが散っていたように、満開まで日数が長かった今年の桜も一雨くれば終わるでしょう。
まだ花見をされていない方、福岡の桜の見ごろ時期もあとわずかです。お早めに。
<番外編>
この日、これから結婚をされるであろう和装した二人が写真を撮っていました。
『城』に『桜』に『着物』。
実に良い光景でした。お幸せに。
2010年March25日
3月に入りあまり天気の良い日が少なく、南国イメージがありますが取材時には九州で唯一開花宣言が発表されていません。
1回目の取材では殆ど咲いていなかったソメイヨシノも六部咲きといった所まで開花が進みました。
天気の悪い日が続いたこともあり、その間に山桜は葉桜に姿を変えて、その落ちた花びらが湖面に漂い、普段はどんよりとした水面に花を添えています。
満開を迎えるのは3月末~4月の頭になると思われます。
(撮影場所:鹿児島県いちき串木野市 観音ヶ池市民の森)
JR鹿児島本線市来駅から車で7分ほど。
鹿児島市内からは南九州道串木野ICを降りて10分程になります。
【イベント情報】
3月下旬には「桜祭り」が行われ、夜間のライトアップも在ります。
私もぜひレポートしてみたいと思います。
本日は取材場所の観音ヶ池から更に、車で15分程の場所にある冠岳花川砂防公園にも取材に伺いました。
中国風の意匠をあしらった公園で、オリエンタルムードだけではなく、いちき串木野市の歴史も感じ取る事の出来る神秘的な公園です。
道中にはレンゲ畑など春を感じる癒しの風景が広がっていました。
(撮影場所:鹿児島県いちき串木野市 冠岳花川砂防公園)
沢山の桜や名所とまではいかないですが、鹿児島市内にある沢山の桜も満開の時を今か今かと待ち望んでいるようです。
待ちきれない人は五部咲きの桜の下で、もう既にお花見で盛り上がっています。私も少し羨ましく思いました。
(撮影場所:鹿児島県鹿児島市内 北埠頭)
2010年March23日
福岡で桜の開花宣言が出され約一週間が経ちました。
家や職場付近の桜もぼちびぼち花を付け始めいざこれから花見のシーズンというところでしょう。
そんな咲き始めの中、舞鶴公園へ出向いて2回目のレポートです。
実はこの日もあいにくに天候で、曇りそしてポツポツと雨雫が降ってくる空模様。
カメラを濡らさぬよう、傘を差しながらで、体勢が不安定にながらの撮影となりました。
その日、久々に舞鶴公園に行ってみるとなんか様子が違うのです。
ピンク色の看板が導線に添ってたくさん立てられているし、桜の木の下には変な装置があるし、おそろいのジャンパーを着た方々がいたるところでウロウロしている。
「はて?」
ある程度写真を撮り、その帰り、受付のようなあるテントに近づいてみると、
「こんにちは~」とテントの中にいたスタッフらしき方に声をかけられチラシと新聞を渡されました。
「良かったらどうぞ」と渡されたそのチラシには、『福岡城さくらまつり』と書かれていました。
見出しを更に読み進めると、サクラのライトアップがされるらしく、
詳しは
・園内6つのエリアで城壁とさくらのライトアップ
・国指定重要文化財「多門櫓」特別夜間ライトアップ
とのこと。
『桜と光が福岡城に舞う』という何とも魅かれるキャッチフレーズ。
福岡城さくらまつりは、3月18日~4月4日まで行なわれているようです。
瞬間的に「げっ!!」と即、後悔したのは言うまでもありません。
夜、来れば良かった・・・
2010年March01日
今年の福岡からの桜だよりは、「能古島」からお届けします。
能古島は福岡の中心、天神から約1時間で行くことができる博多湾の真ん中に浮かぶ花の島。
フェリーに乗って10分。プチ旅行気分を体験できます。
周囲約12キロの小さな島の中には、のこのしまアイランドパーク、能古博物館、展望台や自然探勝路などが点在し、キャンプ場や海水浴場もあって、自然に囲まれのんびりと過ごすことができます。
第1回は「のこのしまアイランドパーク」から。
島内にある、のこのしまアイランドパークは、四季を通してたくさんの花々を楽しむことができる花の楽園。
その中でも春の桜と菜の花。秋のコスモスは有名です。
パーク内にはお花畑はもちろん、「思ひ出通り」と名のついた博多の古い町並みを再現した通りや、大人も子供も楽しめる「のこのこボール」、バーベキューや能古島の新鮮な野菜や魚介類を楽しむことができるお食事処などがあります。
この日の桜。
まだまだつぼみは堅く、あたたかい春をじっと待つ桜の姿を見ることができました。
3月末から4月初旬には、ソメイヨシノ、オオシマサクラ、ヤマザクラが見事な花を咲かせます。
桜が咲く頃には、菜の花、ツツジ、ポピーなど春の花々との競演も楽しめます。
菜の花畑に桜、その向こう側には博多湾が広がる光景は圧巻です。
では次回のレポートをお楽しみに。