神奈川県小田原市入生田(いりうだ)の長興山紹太寺(ちょうこうざんしょうたいじ)から桜だよりをお届けします。
「かながわ名木百選」にも選定され「小田原市指定天然記念物」となっている長興山紹太寺のしだれ桜は、
小田原藩主第二代稲葉美濃守正則が寛文九年(1669)、父母と祖母春日局の霊を弔うために植栽したと語り継がれ、
樹齢は340年以上になります。
箱根登山線入生田駅から徒歩約20分。
気が遠くなるような階段をひたすら上りました。
途中、力尽きて階段に座り込んでる方もいらっしゃいました。
後から知りましたが、別ルートがあって、そちらは坂道でした。急な坂道と延々と続く階段、どちらのルートがいいのか悩むところです。
私も座り込みそうになりましたが、なんとか階段を上りきって、しだれ桜の元へ…。
予想はしていましたが、残念ながら見頃は過ぎてしまっていました。
見ごたえあるしだれ桜の様子をレポートできなくて、残念です。
見頃は三月末だったようでしたが、違う種類のしだれ桜が近くに数本植えてあり、こちらは見頃になっていました。
来年は満開の季節に見に来たいと思います。