岩手県盛岡市「上米内浄水所」からのレポートです。
ここは昭和9年に盛岡市上水道創設を記念して9本のサクラを植えたのが始まりとされ、浄水場内には
30本のヤエベニシダレが「保存樹」とされています。桜の女王「ヤエベニシダレ」の風格は豪華絢爛です。
駐車場を歩くとすぐに見え、浄水施設も向こうにも関わらず圧倒させる存在感。
ヤエベニシダレはソメイヨシノと比べて遅咲きで、同日の浄水所内はソメイヨシノは葉桜になり、
ハナモモも満開を迎えていました。
5月11日に撮影し、満開のピークからはやや散り始めの時期を迎えていましたが訪れた方は口々に「凄い」「綺麗」
「見に来てよかった」と言葉を発していました。
自分もこれまで見てたサクラの中で最も衝撃を受けた場所です。
盛岡市内の主要なサクラの開花ピークからは1週間ほどずれ、同時期に開花を迎える雫石町の「一本桜」と合わせて
見たいサクラの名所です。