2010年April09日
4月5日に鹿児島市の仙巌園へ取材に行ってきました。
こちらは島津光久(島津家19代)が万治元(1658)年に築いた由緒ある庭園です。
敷地面積約5ha 昭和33年に名勝指定(国指定の文化財として、芸術上または鑑賞上価値の高い場所に対し与えられる)を受けています。
園内の桜は量感で圧倒するイメージではなく、どの角度から見ても美しい景色や、建造物と一体化し無駄の無い美しさで
見る人を魅了します。
またこの美しい庭園は、借景技法を用い、桜島を築山に、鹿児島湾を池に見立てており、そのスケール感にも圧倒されます。
敷地の広大さも在りますが、一日かけてゆっくり見てまわりたい場所だと思います。
歴史的に重要なものも多くそのままの形で展示されており、月日を重ね更に魅力を増し決して色あせることの無い美しさが
あると思います。
また園内は、桜だけでなく一年を通じ四季の草花で彩られ歴史資料館や季節毎のイベント
が行われ訪れる人々に
季節の移り変わりを感じさせてくれます。
取材場所:仙巌園(正式名称 仙巌園 附 花倉御仮屋庭園)
アクセス:鹿児島中央駅より車で 約20分
バス(カゴシマシティービュー・市営バス3社)「仙巌園前」で下車
* 尚庭園の見学には入園料金が御座います。