大雨の翌日、しながわ区民公園へ。

水族館口には八重桜のサトザクラ（カンザン）が満開になっていました。前日の豪雨にも負けず、
青空とともに公園を訪れる人々を優しく迎えてくれるようです。

豪雨のせいで花散らしの雨となり、サトザクラの花びらが根元に散り、花びらのじゅうたんのようになっていました。

残念ながら、お目当ての山桜は雨で全て散っていましたが、公園内では白やピンクのハナミズキが
満開になり、都内の桜は終わりつつありますが、春から初夏へと季節の移り変わりを告げているようです。

しながわ区民公園を後にして、図書館前の小さな公園の藤棚では藤の花が咲いていました。
ほんのりと香る藤の花の香りが爽やかでした。

最後に今年も黄花品種の桜、鬱金（ウコン）を撮影して、大森駅を中心に担当した桜だよりの取材納めです。

都内の桜はほぼ見納めですが、桜前線は北上して、震災にも負けずに三春の滝桜や偕楽園の桜など東北地方へと
春の便りを届けているようです。桜の開花によって、一日も早い復興と、人々の笑顔が広がりますように。