沖縄の桜(緋寒桜)は、葉桜の所がかなり多くなってきました。
沖縄の桜の開花の特徴は、逆に北から南へ、山頂から麓へと咲いていく点です。
なぜかというと、桜は暖かさだけでは開花しない特性があるからです。
沖縄のように暖かい所では、北から吹いてくる冷たい風に一度当たり、初めて花が咲きます。
ですから、北風に近い北から南へ、気温の低い山頂から麓へ移っていくのです。
沖縄県石垣島などでは、その開花の仕方から「冬(寒さ)を告げる花」と言われているそうです。
緋寒桜は実生(みしょう)をつける桜です。新緑の葉の間に青いさくらんぼを見つけました。