屋上桜が開花しました!というニュースから3日、週末が明けた月曜です。
桜は開花始めてから満開までが速いので、どんな様子になっているか気になっていたのですが・・・
屋上に出てみると、「わぁ!」思わず声が出るような光景でした。
これは、7分咲き?もちろん目分量ですが、半分以上の蕾は花を咲かせているように見えます。
春の日差しを浴びて、今にもぽこぽこと開花しそうな蕾たち。
芽の頃から定点観測していた花。こんな姿になっていました。
「ちょっと見ないうちにこんなに大きくなって」と、親戚のおばさんのような台詞を思わず言ってみたくなります。
見上げるとこんな感じです。一気に華やかになりました。
これは・・・!?
なんと、桜の開花に合わせて野立傘の登場です。
“花のある暮らし”を提案するお花の会社だけあって、花を楽しむ演出には余念がありません。
オフィスワークの合間に、お花見空間で一息! なんとも素敵ですよね。
次回は、夜桜の風景をお届けします。お楽しみに!
今週にはきっと開花するだろうと思っていた桜ですが、急に寒さが戻ってきたからでしょう、予想以上に変化は実にゆっくりとしています。
こちらは、ピンポイントで観察している蕾の様子。
濃紅色の花びらが出てきそうで出てこない・・・そんな感じです。
この蕾の観察をしながら、何かに似ている!と思いました。
いつか野外キャンプの夜に見た蝉の脱皮のシーンです。
手助けすることもできず、ただじっと見守るだけ。
蝉と桜・・・昆虫と植物の違いはありますが、
短い命のために時間をかけてゆっくりと生まれる様子は、やはりどこか似ていますよね。
(ただ、桜は花が散っても樹の生命自体は続くわけですから、そういう意味では蝉のほうがはるかに切ないですが・・・)
開花が待ち遠しくもありますが、こうして蕾を観察しながら「待つ」時間も良いなぁと思う今日この頃です。
いよいよ屋上桜レポートも最終回となりました。
前回のレポートで予告しましたように、屋上しだれ桜のとっておきの写真を紹介します。先週、ちょうど見頃を迎えた頃に撮影されたものです。
この写真を撮ってくださったのは「東京タワーからの桜だより」をレポートしてくださった「EC事業部 特派員」さん。桜だよりのために東京タワーをなんと階段で登られるなど、撮影に対するこだわりもプロ並で、その腕前を屋上桜の撮影でも発揮してくださいました。
一週間という短い間ではありましたが、美しい枝垂れ桜を楽しむことができました。限られた期間に集中して桜を楽しむからこそ、その美しさが一層際立ち、記憶に残るのでしょうね。何事につけても“今この瞬間”が大事なのだということを、桜の観察を通じて改めて考えさせられました。
満開から1週間、屋上しだれ桜は見頃を終え、今では瑞々しい若葉が爽やかな風景を作り出しています。いつも定点観察していた桜の枝もこんな姿に。(写真下右) そして、実は今、屋上庭園の端のほうではもう一つの桜が花をつけています。咲くまでは分からなかったのですが、八重桜の寒山だと思われます。(写真下左)
こうして花の時期に限らず、若葉や紅葉など様々な姿を楽しませてくれる桜は、四季の移り変わりを敏感に感じ、その季節感を大事にする日本人にとって、やはり特別な存在なのだと思います。古今東西、桜は日本の風景にはなくてはならない樹木ですね。
さて、ほとんどの地域では桜の見頃は終わってしまいましたが、東北では桜が咲き始めていますので、引き続き「東北からの桜だより」そして5月ごろに開花するという「北海道からの桜だより」をよろしくお願いいたします。沖縄からはじまった全国の「桜だより」、ぜひ最後まで見守ってくださいね。これまで「屋上庭園からの桜だより」をご覧いただき、ありがとうございました。
午後7時、再び屋上に足を運んでみました。
なぜならば、この屋上桜、夜はライトアップされて夜桜の風景もなかなか素敵なんです。
さて、この桜だよりで初公開となる屋上の夜桜風景はどんな感じなのでしょうか?
ライトアップされた桜。昼間とはまた違った雰囲気で素敵ですね。
野立傘の下で一息つく女性社員たち。夜桜の下で笑顔がこぼれます。
今日一日、「桜が綺麗に咲きましたね」そんな会話がオフィスのあちこちで聞こえてきました。皆に愛される屋上桜です。
明日も晴れますように~。存分に桜を楽しめるよう今日みたいな春らしい晴れの日が続くことを願います。
皆さま、こんにちは。芝ざくらです。
各地の特派員たちから桜レポートが寄せられ更新しています「桜だより2009」をお楽しみいただいていますでしょうか。
今回このサイトの運営に携わり、改めて桜の奥深さを感じている今日この頃。また各地の桜の様子を、蕾の段階から観察するのは初めての経験なので、サイトを通じて多くの方々と桜の季節への期待感を共有できることを嬉しく思っています。
同じ時期に、北海道の桜並木は雪景色の中にあり、また一方で、沖縄では早くも1月には見頃を迎えていたりと・・・。縦に長い日本列島、当然のことではあるのですが、そういったギャップが新鮮でもあります。
さて、お待たせしました。今週の屋上しだれ桜です。
正直、私の目ではこれといった変化を発見することはできませんでしたが、この小さな蕾たちの内面では、外の温度を敏感に感じとり、今か今かと「その時」を待ちながら準備をしているのだろうと思います。先日発表された気象庁の桜の開花予想では前回よりも早まりました。この屋上桜も2、3週間後もすれば花をつけるのでしょうか。
染井吉野(ソメイヨシノ)に比べれば、枝も蕾も華奢な枝垂桜ですが、このようにキュッと上を向いて逞しい姿の蕾もあります。
最後に、今回のおまけ写真は、屋上で見つけた春を感じる「芽&蕾」たちです。寒い冬を耐え抜いて、新芽や蕾をつけはじめた植物たち。なんとも健気だなぁと思ってしまいます。
では、次回の屋上桜レポートもお楽しみに。