2010年March01日
国の天然記念物として指定され、種子が宇宙にも行った、岐阜の願成寺にある中将姫誓願桜を 満開になるまでレポートしていきます。よろしくお願いします。
寺伝によると、中将姫が願成寺の観音を慕い、大和当麻寺から来て病気や難産を 救うためにこの桜を植えたとされています。また別の説では中将姫が逃げ延びて願成寺に至り、長旅に よる疲れから病に伏し、その平癒を祈願して植えたものとされています。
山桜から突然変異でできた珍しい種類で、国の天然記念物に指定されています。 何本もの幹が地面から生えているような、現在の姿は、幹が朽ちて、根元から生えた枝が成長したものだそうです。枝ぶりは立派で、満開になるとさぞかし美しい姿になることでしょう。
開花まではまだ先ですが、じっくりと生気をためている様な力強さが つぼみ一つ一つから感じられます。
願成寺です。境内は小さめですが、本堂は古式ゆかしい堂々としたたたずまいです。
同じ敷地内になんと神社が4箇所もありました。写真はそのうちの一つの稲荷神社です。 他には白山・神明・秋葉神社がいわゆる分社として奉ってあり土地の人々の信仰を 集めているようです。
2010年March01日
こんにちは。愛知県山崎川から桜だよりをお届けします。
山崎川の両岸をソメイヨシノの古木が続く「さくらの名所100選」にも選ばれた桜の名所です。
特にかなえ橋付近は、木造の鼎(かなえ)小橋の風情のある佇まいと相まって
見所のひとつになっています。
この辺りは昔「鼎池」と呼ばれる池であったそうで、
かなえ橋の名前の由来になっています。まだ固い蕾の向こう岸では、鴨が寛いでいました。
かなえ橋の東岸では、無料で市民に開放されている東山荘の美しい庭園を見学する事もできます。
名古屋の中心地からほど近いこの場所で、趣ある景色を楽しめる事も山崎川の桜が愛される
要因のひとつかもしれません。
山崎川の春はまだまだ先の様ですが、名古屋観光ホテル店では、今が見頃の桜でいっぱいです。
ひと足先の春を楽しみに名古屋観光ホテル店へ是非お立ち寄りください。
2010年February12日
らんの里堂ヶ島では園内に数本ある河津桜が本家(東伊豆)河津町よりもひと足早く
見頃を迎えています。ほかには枝一杯に赤紫の小さな花を無数につけたジャノメエリカ(ツツジ科)や紅梅が咲き、かたわらで彩りを添えています。
このあと園内では河津桜から大島桜、山桜へと主役が移り、そのころは東京ではソメイヨシノが
出番を待っているころでしょうか。
また、らんの里堂ヶ島のオーキッドフォーラム3階では2万輪のデンファレで創った「堂ヶ島夫婦しだれ桜」(1/20~4/14まで)が仲睦まじく寄り添いながら、訪れる人の目を楽しませています。
前回お知らせしました「世界らん展日本大賞2010」が、いよいよ明日(2月13日)から始まります!ぜひ会場にお越しください。お待ちしております。
2010年February05日
早春の伊豆を彩る桜の花便り。一足早い伊豆の桜といえば、早咲きのオオシマザクラ系とヒカンザクラ系の自然交配種と推定される淡い紅色の河津桜です。一月下旬頃からほころび始め、約一ヶ月にわたって咲き続けます。
河津町の「河津桜まつり」(2月6日~3月10日)、南伊豆町の「みなみの桜と菜の花まつり」(2月5日~3月10日)など、各地で桜まつりが開催されます。
らんの里堂ヶ島の園内にも、河津桜が点在し、例年東伊豆や南伊豆より一週間ほどは早く花を咲かせます。今年もすで蕾も膨らみ、花もほころびはじめています。暖かな日が訪れればあっという間に満開となるでしょう。
(お知らせ)
らんの里堂ヶ島は今年も東京ドームで開催される「世界らん展日本大賞2010」(2月13日~21日)に出展します。
詳しくは≫「世界らん展日本大賞」と「らんの里堂ヶ島」
皆さまのご来場を心よりお待ちしております。